プロになるって決意した話。
「趣味を仕事にしたら嫌いになるよ」
よく言われる話。
だからわたしも写真は趣味、そうおもってた。
ホテルで「今からディズニーランド行くの!!」って子供達と話しては「いっぱい食べて元気に遊んできてねー」なんて見送ったり、
またある日にはお孫さんの晴れ姿に涙するおばあちゃんに「ウェディングケーキは幸せのおすそ分けなので一口だけでもどうぞ」なんてサーブしたり、
そんな日々も別に悪くないし。
誰かが楽しみにしていた「その日」をお手伝いすることに喜びを感じているのは間違いなくて、でもなにか、もっと違うことへの興味は尽きなかった。
だって、ディズニーランドに遊びに行けば、写真を撮ってお金をもらっている人がいる。
だって、わたしがウェディングケーキを出してるその瞬間の笑顔を切り取ってる人が目の前にいる。
写真を誰かに見せたくてInstagramを始めた。
自分の撮ったものにいいねがもらえるのが嬉しくてしかたなかった。
そんなときに、元同僚の福間貴子ちゃんと再会した。
CanDoセッションを受けて、
「写真を撮って生きて行きたい」のが本音だって気付いた。
「趣味を仕事に…」とか「カメラマンにはセンスが…」とかいいわけばっかりしてた。
「憧れてるならやったらいいよ!」って背中を押してもらった。
その直後くらい。
一緒にディズニーのショーを見に行く友人たちに
「カメラマンにならないの?絶対似合うのに」
「修学旅行とかでこんなカメラマンだったら絶対楽しいよね」
って言われた。
そうして、わたしはカメラマンになることを決めた。
人から見てわかるくらい写真が好きで楽しそうなんだから大丈夫。
やるからには「レッスン受けてみてプロになるか考える」じゃなくて
「プロになるために必要なことはプロと接しないとわからない」って考えることにした。
そうして貴子ちゃんに紹介してもらった喜久里周さんのフォトレッスンを受けることにした。
こうしてわたしの今がある。
0コメント